「あのちゃん」ことタレント・あの(年齢非公表)が11日放送のニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)にゲスト出演。テレビ朝日「民王R」(火曜後9・00)の撮影の裏話を明かした。
10日に最終回を迎えた「民王R」は9年前に池井戸潤氏の同名小説をドラマ化した「民王」の続編。今作で、あのは主人公の武藤泰山(遠藤憲一)の公設第1秘書・冴島優佳を演じ、武藤との入れ替わりが反響を呼んだ。
武藤と佐島の入れ替わりでは「大変だし、異性だし、おじさんだし、総理大臣は難しかった」と、あの。パーソナリティーの「ナイツ」塙宣之は「凄かったよね」と絶賛。土屋伸之は「凄い長セリフもやってたよね」と投げかけ。
あのは「あれも一発でOKだった、あの長台詞は」と明かすと、スタジオからは驚きの声。それでも「楽しかったです。覚えるのは得意というわけではもないけど、あそこは全然覚えられました」と話した。
入れ替わる相手が総理大臣ということで、専門用語なども多数あったが、「難しかった。説明文が難しかった」と、あの。見た目も男性に寄せなくてはいけないため、「がに股にして、眉間にしわ寄せて。エンケンさんと、“これはこうだ”“こういうふうにしたらいい”って。“僕はこういう歩き方です”とか、2人でしっかりすり合わせはしました」と充実感をにじませた。
土屋から「エンケンさんのあのちゃんは?」と冴島に入れ替わった遠藤の演技について質問が飛ぶと、あのは「僕、あんなんじゃないんだけど、って」と本音も。「特徴とされるところは取り入れてくれてて。面白かった。本読みからみんな笑っちゃう、みたいな」と振り返った。