男性アーティスト・こっちのけんと(28)が11日放送のNHK「あさイチ」(月~金曜前8・15)にVTR出演。幼少期から抱いていた兄弟への思いを語った。
今回は「兄弟へのモヤモヤ」がテーマ。こっちのけんとの実兄は19年に初出場した俳優の菅田将暉、弟は現在NHK朝の連続テレビ小説「おむすび」にも出演している俳優の菅生新樹。
そんな2人について「兄は小さい頃からかっこよくて友達も多くて人気者。両親からも愛されているし認められている。勉強はできるし、自分の中で兄はスーパースターだった」といい、弟も「コミュニケーションの達人で。知らないおっちゃんと仲良くなってたり、お隣の家で夕食をいただいてたり…」と振り返る。
一方こっちのけんとは家でゲームをして遊んでいるタイプ。自身と比較し、文武両道で社交的だった兄と弟に幼少期から“兄弟コンプレックス”を抱いていたことも打ち明けた。当時は1人だけ母から小言を言われていたそうで「母的には“外で遊ぶ方がいい子”ってなってて。ルックスとか身長も兄弟と全く僕だけ違ったので、本当に僕だけ拾われてきた子なんじゃないか…自分ってこの家族にふさわしくないのではと思っちゃってましたね」とありのままの心情をしみじみと語っていた。
こっちのけんとは、5月に配信した曲「はいよろこんで」がTikTokなどでヒット。サブスクリプション(定額聴き放題)の総再生回数は1億3000万回超え、曲が使われた動画などを含めたSNSでの総再生回数は140億回を突破。「はいよろこんで」は新語・流行語大賞にもノミネートされた。