ヤンキースがブレーブスからFAの先発左腕マックス・フリード投手(30)と、8年総額2億1800万ドル(約331億円)で合意したと大リーグ公式サイトが伝えた。先発投手史上4番目、左腕では史上最高額の大型契約となった。
米メディアによれば、全球団へのトレード拒否権があり「後払い」は含まれない。ドジャース・大谷と同じ代理人事務所「CAA」所属のフリードは今季29試合で11勝10敗、防御率3.25。高い制球力と2種類のカーブを武器に2桁勝利4度、通算73勝と屈指の左腕だ。
ヤ軍は今季所属した外野手ソトの争奪戦に敗れたが、課題だった先発投手補強に成功。23年サイ・ヤング賞の剛球右腕コールとタイプの違う“先発1、2番手コンビ”は他球団の脅威となりそうだ。