阪神の来春2月の宜野座キャンプに3年連続で臨時コーチを引き受ける赤星氏は、中野再生に腕をぶしている。
「まずは藤川監督の方針を聞かないといけないですが、中野はサインで行くよりも、行けたら行けのグリーンライトの方が性格的に合っていると思う」。新人だった21年に30盗塁(失敗2)してタイトルを獲得も、2年目以降は数を減らし、4年目の今年は6個(失敗7)に終わった。
「回数が減ると、いざサインで行けとなっても走れない。近本との1、2番は走ってかき回してより相手はイヤだと思うし、脅威にもなる。2人とも30盗塁は最低限してほしい」。さらに、小幡を強化指定選手に指名。「スピードはあるがスタートは良くない。教えたら木浪から遊撃のレギュラーを奪う一つのきっかけになるかもしれない」と期待した。