ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM(57)は、フアン・ソト外野手(26)との交渉の際、家族にヤンキー・スタジアムのスイートルームを提供する条項を加えなかった判断に後悔はないと地元紙の記者に話した。ニューヨーク・デイリーニュースが報じている。
ヤンキースでは過去、C.C.サバシア、アーロン・ジャッジ、ゲリット・コールなどのビッグネームも全員、自費でスイートを購入。「一部の高収入の選手たちは、スイートが欲しければ自分で購入しています。以前の取り決めを尊重することが重要だと感じている。そこに後悔はない」と断言した。
一方、メッツは、ソトとの15年総額7億6500万ドル(約1147億円)という記録的な契約の一部に、シティフィールドのスイートルーム提供を組み込んだと報じられている。
またキャッシュマンは、ソトの家族の一人と運転手がスタジアム内の特定エリアへの立ち入りを制限され、ヤンキースの警備員にソトが不満を持っていたという報道についても言及。「私たちはその話は聞いていない。絶対にないとは言いませんが、もしそれが本当に重大な問題であれば、スコット・ボラス代理人から話が来ているはずです」と答えた。ヤンキースは左腕マックス・フリードと8年総額2億1800万ドルで合意したが、ソトの穴を埋めなければならない。