アストロズのカイル・タッカー外野手(27)をめぐり、ヤンキース、カブス、ジャイアンツ、フィリーズが興味を示していると11日(日本時間12日)、米紙「ニューヨーク・ポスト」(電子版)が報じた。
同紙は来年オフにFAとなるタッカーの契約が3億ドルないし4億ドルまで跳ね上がるとみられることから、高額契約をしないアストロズが今オフの移籍市場でのタッカーのトレードを模索。代わりに即戦力となる内野手、先発投手を求めていると報じた。
そして「ヤンキースはカイル・タッカーのトレード獲得に熱心だが、以下のチームに勝つ必要がある」と見出しを付け、カブスが有力候補、ジャイアンツも交渉に関わり、フィリーズもアストロズに問い合わせたとヤンキース以外にも3球団がタッカーに興味を示しているとした。
タッカーは23年に打点王を獲得。今季はケガの影響で78試合の出場にとどまったが、メジャー通算は7年間で633試合に出場し、打率・274、125本塁打、417打点。
米メディアのジ・アスレチックによると、カブスは鈴木誠也外野手(30)とイサク・パレデス内野手(25)を交換要員としてタッカー獲得を狙っているという。