Jリーグは12日、グループ会社Jリーグインターナショナルが欧州の拠点ととして英ロンドンに新オフィス「J.LEAGUE Europe」を設立すると発表した。Jリーグのグローバル展開を加速させることが目的で、来年より活動がスタートする。
Jリーグは設立趣旨を「日本サッカーのさらなる発展、水準向上のため、欧州のフットボール界とJリーグ・Jクラブのタッチポイント（接点）をさまざまな領域で増やしていくことが主要な目的、ミッション」と説明した。
欧州から、人的ネットワークをはじめ、技術面のノウハウはもちろん、クラブ間パートナーシップやマーケティングスキル、Jリーグワールドチャレンジ等のマッチメーク、投資家候補などの情報を収集しながら国内へ還元する。また、日本からも「クラブの海外遠征アレンジ、選手移籍のサポート、ヨーロッパクラブへの日本企業の協賛支援など、新たな価値創出に貢献」していくと発表した。
▽J.LEAGUE Europe概要
＜President＞秋山祐輔
＜駐在拠点＞英国ロンドン（2～3人）及びスペインバルセロナ（1人）
＜設立経緯＞
・2024年3月 株式会社Jリーグの100％子会社として株式会社Jリーグインターナショナル設立
・2024年9月 欧州拠点（J.LEAGUE Europe）として英国ロンドンに登記完了
・2025年1月 現地にて稼働開始