お笑いコンビ「令和ロマン」の〓比良くるま(30)が12日放送のTOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」に出演。「M-1グランプリ」に対する思いを語った。
「令和ロマン」は昨年の「M-1グランプリ2023」においてストレートで決勝に進み優勝。今年も史上初の2年連続ストレート決勝進出を果たし、話題を呼んでいる。
「今はお客さん来てくれてるけど…そういう人も減ってくる。そうなったとき、ちゃんと働いてないと」と10年後の話を始めた高比良。パーソナリティーの山崎怜奈から「自分の経歴、40から50(歳)くらいまで見越してる感覚は何なんですか?」と質問が飛んだ。
お笑いを始めたばかりの頃は「逆になかった」と前置きし、「『M-1』にずっと出てればいいやって。優勝すると思ってないから。ずっと出てればラストイヤーは本来8年後。40(歳)手前くらいまでは『M-1』やりきって」と当初の予定を明かす。「そのあと、味方とかがついてて、出会いもあって。テレビに出でるのか、ラジオをやるのかってなる」とロングスパンで芸人として大成することを望んでいたと漏らした。
そのロールモデルとして挙げたのが「かまいたち」。「(『M-1』を最後までやって、優勝してないけどいい結果出して。そのまま、テレビ始めて、YouTube始めて」と「M-1」出場中に培った地盤を糧に活躍していると説明した。
「『霜降り』さんみたいに早く優勝して…あんなん絶対無理だって思ってた。そうなっちゃった。どうしようで…」と自身も予想していなかった“早すぎる優勝”に戸惑ったと話しつつ、今年の「M-1」出場については、半ば「1年間、就職浪人させてくださいっていうつもり」で挑戦したと告白した。
続けて「でもその保険は今年しか使えない。もう卒業させられるわけです。結構やばいんです」と焦りを露わに。「短期の目標がないとダメ。1年なら頑張れる」と自身を短期集中型であると語り「本当に『M-1』って気が楽だった。1年に1個だけでいいんですよ。これだけでいいんです。しんどいのもありますけど、他のことを考えるっていうストレスの方がでかかったんで…そこから追い出されるっていうのがやばいんです」とまだまだ「M-1」にすがりたい思いがあると吐露して締めくくった。