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「ライオンの隠れ家」“重すぎた”第9話…P語る「つらい立場」向井理への感謝「役とは真逆で…」撮影秘話

スポニチアネックス 2024年12月12日 16時31分

 俳優の柳楽優弥(34)主演のTBS金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」(金曜後10・00)第10話が、あす13日に放送される。第10話放送を前に、松本友香プロデューサに現在「TVer」で配信中の第9話の撮影裏話を聞いた。

 柳楽が演じるのは、坂東龍汰(27)演じる自閉スペクトラム症の弟・美路人のために生きる真面目で優しい市役所職員・小森洸人。2人で暮らす兄弟が佐藤大空(たすく、5)演じる謎の男の子「ライオン」と出会い、ある事件に巻き込まれていくオリジナルのサスペンスで、先の読めないオリジナルストーリーと、豪華キャストの演技が光る話題作。

 第9話は。愛生(尾野真千子)とライオン(佐藤大空)が、ペンションから連れ去られたところから始まる。洸人から2人がいなくなったと連絡を受けた柚留木(岡山天音)は、新潟側のフェリー乗り場で愛生たちが下りてくるのを待ち構えるが、そこに現れたのは祥吾(向井理)の息がかった樺島(後藤剛範)であった。

 居場所が分からないまま、小森家に戻るしかない洸人と美路人。このまま元の2人の生活に戻ってしまうのか、悶々とした感情を処理できずにいた。その頃、愛生はある覚悟を決めて祥吾と会っていた――という展開。

 松本プロデューサーは「先週、9話はちょっとビターな回と表現しましたが、ちょっとどころじゃないというご意見を多くいただき、申し訳ございません…という気持ちです!」とコメント。「私たちスタッフも撮影の中で、ペンションから小森家に戻ってきた安堵はありつつ、やっぱり洸人と美路人がライオンとシーンを交えない回なので、物語とシンクロして寂しさもあり、忍耐力が必要な回でした」と振り返った。

 「そして橘祥吾を演じる向井さんへの“怖すぎる!”というお芝居へのご感想も多くいただきましたが、この辛い立場の役を引き受けてくださって、洸人との対峙、愛生との関係などどんな時もこのドラマ全体のバランスをみて、最大限の祥吾を演じてくださいました」と、祥吾役の向井に感謝。「ライオン役の大空くんとの撮影では、待機時間もずっと一緒に遊んでコミュニケーションを取りながら、お芝居しやすい関係性を作ってくださいました」と、撮影現場の様子を明かし「役とは真逆で、どんなときも共演者の皆さんや現場に安心感をもたらしてくださる頼もしい存在の向井さんでした」としみじみと振り返った。

 注目の第10話は、あす13日に放送される。

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