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中山忍「姉が愛する息子と再会の時間を…手を繋ぎ、そっと」中山美穂さんの家族葬が終わり旅立ちを報告

スポニチアネックス 2024年12月12日 17時3分

 都内の自宅の浴室で6日に死亡しているのが見つかった女優で歌手の中山美穂さん(享年54)の家族葬が12日、営まれた。妹で女優の中山忍(51)がコメントを発表した。3歳差で仲良し姉妹だった。姉の急死後も気丈に振る舞っていた忍は家族葬の喪主を務めた。

 忍の報告によると、ただ1人の愛する息子と美穂さんの再会の時間が持てたという。美穂さんは作家・辻仁成と2002年に結婚し、パリへ移住。04年に長男が誕生。だが、14年に離婚。親権は辻が持ち、中山さんは離婚後、10年間、長男と再会する機会が持てなかった。母子の再会に忍は「手を繋ぎ、そっと寄り添う2人の姿は、とてもとても幸せなものでした」と記した。

 遺影は、一番のお気に入りだったドレスで楽しそうに歌う姿で、祭壇は好きだった色取り豊かな花々で飾られていたという。忍は「華やかでキラキラしていて、最後のステージのようでした」とつづった。

▽中山忍のコメント全文

「姉を愛してくださったすべての皆様へ」

おかげさまをもちまして、姉「中山美穂」の葬儀が滞りなく執り行われたことをご報告申し上げます。

親族の希望で家族葬とさせていただきました。

最近での、一番のお気に入りだったドレスを纏い、楽しそうに歌う姉の写真を中央に、好きだった色取り豊かな花々で飾っていただいた祭壇は、華やかでキラキラしていて、最後のステージのようでした。

お別れまでのほんの数日間ではありましたが、子供の頃に戻って枕を並べ、姉の横顔を見つめながら眠りについたこの穏やかなひとときは、私の宝物となりました。

そして、何より姉が幸せを願ってやまない愛する息子と、再会の時間をもたせてあげることができました。手を繋ぎ、そっと寄り添う2人の姿は、とてもとても幸せなものでした。

静かに見守ってくださったマスコミ関係者の皆さま、ご配慮いただき本当にありがとうございました。

姉は一生懸命な人でした。

ちょっと頑固で、バカみたいに正直で、本当は傷付きやすい心を見せず、何があっても自分の責任だと、真っ直ぐ前を向く勇気がある人でした。

自慢の姉でした。

どうか皆さま、

姉のとびきりの笑顔を

空を見上げた

その声を、その歌声を、その指先を、

忘れないでいてあげてください。

私にとって姉は「大好きなお姉ちゃん」であるとともに「みなさんの中山美穂」であり、「永遠のシャイニングスター」です。

これからは皆さまが姉を思い出してくださる時、そのきっかけのひとつとなれますよう、

その思い出があたたかなものでありますように、私も俳優として、より精進して参ります。

見守ってくださいましたら幸いです。

良いときも悪いときも

別れ際に姉はいつも

「じゃあ、忍、あとはよろしくね」と

軽やかに笑って去っていきました。

最後の最後まで、、、。

とても「姉らしい」と思われてなりません。

生前の姉へ、あたたかな眼差しと、愛情をかけてくださり、心から感謝しております。

重ねて御礼申し上げます。

皆さま、本当にありがとうございました。

感謝の気持ちを込めて。

2024年12月12日

中山忍

 

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