日本プロ野球名球会の総会が12日、静岡県三島市の「グランフィールズカントリークラブ」で開催され、「二刀流特例」については進展はなかった。昨年、古田敦也理事長が将来的な特例の設置に言及していたもので「打者で1000安打、投手で100勝の同時達成」を一つの目安にしていた。
大谷は現在日米通算1174安打&80勝。昨年挙げた数字について古田理事長はあくまで「二刀流の選手が出てきた時の一つの目安になる数字」と語り、大谷については「もっと上の上を目指している。大谷君が入るかどうか分からないけど、(名球会入りの)数字がいくつか具体的には決まっていない」と語った。
王貞治顧問(ソフトバンク球団会長)も「まだまだ現役バリバリ。変に(規程の数字を)下げたら彼に失礼」と話した。