歌舞伎俳優の中村橋之助(28)が6日放送のNHK FM「KABUKI TUNE」(金曜前11・00)にゲスト出演。母のタレント・三田寛子(58)と行った韓国旅行でのほっこりエピソードを明かした。
自身にとっての今年のニュースを振り返る中で、初めて母と2人きりで旅行に行ったことを3位に挙げた橋之助。「母は最近韓国が好きでちょこちょこ行ってた。いつも独りで行っているのを知ってて。5月はお休みで母の日もあったので“一緒に行ってやるか”と思って韓国旅行をプレゼントした」と話した。
番組パーソナリティーの歌舞伎俳優・中村莟玉から「どうでした?」と旅行の様子を聞かれると、橋之助は「大変でしたよ」としみじみ。自身は海外旅行に行く場合、コミュニケーションを取りたいからと現地の言葉を勉強していくのだという。しかし今回は三田が韓国語を熱心に学んでいることを知っているため「母に任せよう」と考え、三田も「大丈夫。勉強してるから」と話していたそうだ。
現地に到着すると三田はテンションMAX。しかし一緒に入国審査を受ける段になると「母に任せようと思っていたら、韓国語力ゼロ!イミグレで“息子、息子!”“旅行”とか言って」と何と韓国語をほとんどしゃべらなかったのだという。
想定外の事態を「ちょっとやめてくれよって(思った)」と笑いながら回想した橋之助。そして「タクシーに乗っててたまに読めるハングルがあると“こういう意味だね”と急に説明してくる」と三田の微笑ましい言動を明かし、「母親らしい」と楽しそうに振り返っていた。