プロボクシング東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック(AP)ライト級王者の宇津木秀(30=ワタナベ)が12日、出身地の埼玉県所沢市の同市市役所を表敬訪問した。
今年11月、WBO-AP同級王者だった保田克也(32=大橋)との激戦を制し、アジア2冠王者に輝いた宇津木は「皆様の応援のおかげでここまでくることができました。前回の試合(11月21、WBO-AP・東洋太平洋ライト級王座統一戦)も本当に厳しい試合でしたが、皆様の応援があって勝ち切ることができました。(世界の頂点まで)あともう少しですので、再来年には世界にアタックして必ずタイトルを獲りたいと思います!」とあいさつ。
所属ジムの渡辺均会長は「宇津木はあと何戦か挟んでランキングアップするとともにキャリアもつけて、ライト級という簡単ではない階級ではありますが、チャンスをつくっていきたい」と今後の展望を明かした。