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中村憲剛氏が武蔵小杉駅前で“街頭演説” 14日の引退試合へ「やり切るしかない」

スポニチアネックス 2024年12月13日 6時1分

 サッカーの元日本代表でJ1川崎Fで活躍した中村憲剛氏(44)が12日、川崎市の武蔵小杉駅前にある「こすぎコアパーク」で“街頭演説”を行った。14日に引退試合(U等々力)を控え、来場できないファンのために選挙カー風の特別車両で登場して「けんござんまい党」の「中村けんご」としてあいさつ。公開練習やトークショーなどを行う13日の前夜祭、14日の本番に向け「1月に引退試合をしたいと話したところから、ここまで準備を進めてきました。今、お話しているところから(一連のイベントが)スタートしたと思っています」とあいさつ。2000人弱の聴衆を前に「この人数を見たら止まれない。やり切るしかない」と力を込めた。

 川崎FからはOBの岡山一成氏(46)とFW小林悠(37)が“応援演説”に駆けつけた。新人時代の中村氏を知る岡山氏は「J2で3000人しか入らなかったスタジアムをJ1に上げて満員にしたのは中村憲剛です」と指摘。「(将来は)日本代表の監督になってもらいたい。代表監督になってこそ“川崎の宝”。皆さんと想像して力を与えていきましょう」と呼びかけ、中村氏も「当選する気がしてきました」と苦笑した。

 中村氏のアシストでゴールを重ねた小林は「プライベートでもお世話になって家族ぐるみで仲良くさせていただいた。試合の移動でも全部隣り。一番長く(一緒に)いた先輩」と懐かしげ。引退試合に向けては「パスを出してくれると思うので常に準備して決められるように頑張りたい。憲剛さんもゴールを決められるようにお膳立てできれば」と訴え、最後は3人が聴衆とともに「えいえいおー!」と気勢を上げた。

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