◇欧州リーグ1次リーグ第6戦 Rソシエダード3―0Dキーウ(2024年12月12日 スペイン・サンセバスチャン)
サッカーの欧州リーグ(EL)1次リーグ第6戦が12日、各地で行われ、16位レアル・ソシエダード(スペイン)の日本代表MF久保建英(23)が本拠での36位ディナモ・キーウ(ウクライナ)戦に先発出場。1―0の前半24分に追加点をアシストするなど勝利に貢献。連勝で勝ち点10(3勝1分け2敗)まで伸ばし、12位に浮上した。
久保は1次リーグ第5戦アヤックス戦で1得点1アシストと大活躍。チームを2―0の快勝へと導き、UEFA公式サイトからは「メッシのようなゴールで最高のパフォーマンスを締めくくった」と絶賛された。
本拠に最下位を迎えたこの試合でもスタメン起用されると前半24分にアシスト。ゴール正面でこぼれ球を拾うと相手のマークを引きつけ、左へ優しいパス。これをFWベッカーが豪快な右足ダイレクトシュートでネットを揺らした。
試合はエースのFWオヤルサバルが2ゴール挙げるなど前半だけで3得点。中2日でリーグ戦の本拠ラスパルマス戦を控えているとあって後半13分には久保、オヤルサバル、DFアランブルを途中交代。過密日程が続くなか、主力選手のプレー時間軽減にも成功。危なげなく連勝を飾り1次リーグ突破へ前進。公式戦5連勝を5試合連続無失点で飾った。
久保は前半から好機を演出し、ドリブル突破からシュートを放つなど活躍。EL2戦連発とはならなかったが、2試合連続アシストで連勝に貢献。後半、ベンチに下がる際にはスタンドから大きな拍手が送られた。