ドジャースをFAとなったテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)が依然として球団との再契約を優先的に考えていると12日(日本時間13日)、地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン氏が自身のX(旧ツイッター)で報じた。
T・ヘルナンデスとドジャースの再契約は合意間近とみられていたが、交渉が難航している。
マッケイン氏は「テオスカー・ヘルナンデスは複数のオファーを受けているが、依然としてドジャースとの再契約を優先していると情報筋が語った」とXに投稿。続けて「ブルージェイズは現在2位、レッドソックスは大きく離されて3位となっている」と獲得競争の現状をつづった。
さらに「ヤンキースの優先順位は低い。フィリーズとレッズも動向をうかがっている」と続けた。
同メディアはこれまでにもソト争奪戦に敗れた球団からのオファーにより「ドジャースが当初考えていたよりも少し高額になるかもしれない」と再契約は当初見込みより、高くなる可能性があると指摘。「テオスカー・ヘルナンデスは3年で6500万ドル、7000万ドルの契約ではなく、4年で8000万ドル以上の契約を結ぶことを望んでいるだろう」と報じている。
T・ヘルナンデスは昨オフにマリナーズをFAとなり、2350万ドル(約34・6億円)の単年契約でドジャースに加入。大谷翔平に次ぐチーム2位の34本塁打、99打点を記録するなど勝負強さを発揮し、4年ぶりの世界一に貢献。シーズン後に再びFAとなった。