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チケット転売問題に“メス” バレー男子大阪B 転売者のファンクラブ会員資格を取り消し

スポニチアネックス 2024年12月13日 16時6分

 バレーボール男子・SVリーグの大阪ブルテオン(旧パナソニック)は13日に公式サイトで、観戦チケットの利用規約に反する転売が明らかとなったため、転売行為者に対してオフィシャルファンクラブの会員資格を取り消したと発表した。

 

 「観戦チケット転売者および来場者への対応について」と題されたリリースで「先日パナソニックアリーナで開催された東京グレートベアーズ戦において、観戦チケットの利用規約に反する転売が明らかとなったため、転売行為者に対して、大阪ブルテオンオフィシャルファンクラブ「OSAKA BLUTEON CLUB」の会員資格を取消させていただきましたことをご報告いたします」と説明。

 「チケットV(公式チケット販売サイト)利用規約において、営利目的やチケット券面金額より高い価格での転売等は禁止されています。禁止行為で発生したトラブルに関して、大阪ブルテオンでは一切の責任を負いかねます。皆様におかれましては、チケットVおよび公式リセールサービスをご利用ください」と呼びかけた。

 また、今後の試合における禁止行為が発覚した場合の対処も発表。「オフィシャルファンクラブ会員資格の取消(返金なし)」「該当チケットの無効化(返金なし)」「クラブ主催試合およびイベントなどのチケット購入禁止」「今後、オフィシャルファンクラブへの入会不可」など厳しい姿勢を示した。

 大阪ブルテオンは日本代表としてパリ五輪に出場した西田有志らを擁する人気クラブ。Vリーグを再編成して10月に発足したSVリーグは、日本代表の〓橋藍(サントリー)らの加入もあって人気が急上昇し、ファンからはチケット入手の難しさ、チケット転売に対する不満の声が上がっていた。

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