渋いヒットを増やして正捕手奪う!ソフトバンクの海野隆司捕手(27)が13日、1400万円増の推定年俸2600万円で契約を更改。会見では来年1月に今宮の自主トレに初参加することを明かし、「あの渋い打撃を学びたい」と意気込んだ。
海野は今季1軍で完走し、いずれもキャリアハイとなる51試合出場、2本塁打、10打点だったが、打率・173だった。そこで主に2番を任され、つなぎ役となった今宮に弟子入りを志願。「今宮さんはホームランを打てる打者なのに、ここぞで渋くライト前に運んだりする」。間近でシュアな打撃を吸収するつもりで「今宮さんは自主トレでかなり打ち込む。僕も渋く打てるように」と話した。
2番手捕手として経験を積み、来季はチャンスとみている。正捕手の甲斐が国内FAを行使し、去就が不透明。海野は「来年は野球人生で一番大事な一年になる。本気でレギュラー獲りにいきたい」と覚悟を示した。