俳優の坂東龍汰(27)が13日に放送されたTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)に出演。高校生の時に父親に対してブチギレた過去を振り返った。
ニューヨークで生まれ、その後に北海道へと移り住んだ坂東。そこで子供の芸術性を伸ばす学校教育「シュタイナー教育」の学校で18歳まで学んだ。そこでは「テレビとかゲームとかを一切(しない)。インターネットとかもある程度、歳がいくまで見ないという教育」と振り返った。
そのため、高校生の時にも携帯電話を持っていなかった坂東。唯一ネットとつながる電子機器が「IPod touch」だった。だが、これは「Wi-Fi」とつながっていないとインターネット検索やYouTubeなどを見ることができなかった。
そのため、坂東は父親に「どうしてもWi-Fiが欲しい」と懇願。しかし「インターネット禁止」という教育もあり、父親の答えはノーだった。それでも引き下がらなかった坂東に対して、父親は「腕相撲で勝ったらWi-Fiを入れてやる」と条件を提示した。
そこから「僕は日々鍛錬。右腕ばっかり」とダンベルを購入して鍛え始めるも、食事後に毎回挑戦したが連戦連敗だった。鍛え始めて半年、「今日は絶対勝てる」と確信した日があった。そこで父親に誓約書を書かせてサインももらって臨んだ。
結果は見事勝利。「Wi-Fi」を勝ち取って大喜びした坂東は「明日から入れてね!」と伝えた。だが、父親は「左でもね」と再戦を求めた。男の約束を反故にされた坂東は「ひどいですよね」と振り返りつつ、結局「Wi-Fiは入らなかった。入れなかったですからね」と努力は水の泡となった。
また、父親が再戦を提案してきた際には「ブチギレましたからね。さすがに」と大激怒。「死に物狂いで鍛えて…“左もだよ”とか言って…ビリビリに破きましたからね。“もう二度と約束しない”って」と、書かせていた誓約書をその場で破り捨てたと明かした。