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鈴木誠也のトレード話に影響あり?カブスが3対1のトレードで23年打点王のタッカーをアストロズから獲得

スポニチアネックス 2024年12月14日 6時48分

 カブスが13日(日本時間14日)、アストロズと1対3のトレードで合意したと大リーグ公式サイトが報じた。カブスが獲得するのは23年に打点王に輝いたカイル・タッカー外野手(27)。アストロズにはイサク・パレデス内野手(25)、ヘーデン・ウェスネスキ投手(27)、24年ドラフト1巡目(全体14番目)の若手有望株カム・スミス内野手(21)がトレードされる。

 25年シーズン後にFAとなるタッカーだが、4年連続でプレーオフ進出を逃しているカブスの中軸としての活躍が期待される。タッカーは今季、右足の脛骨(すね)の骨折(ひび)により78試合の出場にとどまったが、それでも打率・289、23本塁打、49打点をマーク。加えて56四球、54三振と選球眼にも定評があった。アストロズでは3年連続のオールスター選出を果たし、9月初旬に復帰した後は18試合で打率・365、OPS1・041だった。22年にはゴールドグラブ賞、23年には打点王とシルバースラッガー賞を受賞。この23年は打率・284、29本塁打、112打点、OPS・886の好成績でナ・リーグMVP投票で5位に入った。それだけに、かかる期待は大きい。

 12月に入ってカブスでは鈴木誠也外野手(30)とコディ・ベリンジャー外野手(29)がともにトレード候補に挙がっているとの報道がされている。実際、今回もタッカーとの交換要員として鈴木の名前が挙がっていた。鈴木は26年まで契約が残っており、またトレード拒否権があるものの、外野手のタッカーが加入したことで、同じ外野手の鈴木、ベリンジャーのトレード話に拍車がかかる可能性も出てきた。

 大リーグ公式サイトも「ベリンジャーと鈴木はともに今オフシーズンにトレードの噂が流れており、タッカーの加入でさらなる動きがあることを意味する可能性がある」と伝えた。

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