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ドジャース新加入のコンフォート外野手は掘り出し物かも フリードマン編成本部長「大きな可能性」と高評価

スポニチアネックス 2024年12月14日 7時25分

 先週、ドジャースは左打ちのマイケル・コンフォート外野手(31)と1年1700万ドル(約26億円)で契約したが、大リーグ公式サイトが環境の変化がプラスに働く選手だと報じている。

 コンフォートは左翼でも右翼でも守ることができるが、昨シーズンはすべて左翼でプレーした。ウインターミーティング中、アンドリュー・フリードマン編成本部長は以前から興味を持っていたと明かした。「トレードデッドラインでも獲得に動き、以前から彼の才能に敬意を払っていました。安定感があり、かつ大きな可能性を持った選手はなかなかいない」。

 コンフォートは肩の手術からのリハビリで1年を欠場した後、過去2シーズンをジャイアンツで過ごした。その間、リーグ平均を上回る打撃成績(OPS+108)を記録したが、メッツでの最初の7シーズン(OPS+124)ほどの高水準には達しなかった。しかし、データを詳しく見ると、ホーム球場がオラクル・パークでなくなることで掘り出し物になる可能性がある。

 24年、コンフォートはホームでOPS.632を記録したのに対し、ロードでは.852だった。20本塁打のうち17本――66打点のうち51打点――をロードで記録している。ほぼすべての攻撃指標でロードの方がはるかに生産的だった。24年は一貫して強い打球を打ち続けた。ボール球を追いかけなくなり、加えて右投手に対しては382打席でOPS.724、左投手に対しては106打席でOPS.886と、左投手を苦にしなかった。

 「コンフォートが右投手よりも左投手に対して優れた打者になったとは思わないが、彼のスイングやバットの軌道を見ると、左投手によりうまく対処できる兆候が見られた。右投手に対しても非常に高いレベルを維持している」とドジャースのブランドン・ゴームズGM。コンフォートは打線の中軸で起用されることが予想され、打点を稼ぐ絶好の機会を得るだろう。ドジャースは引き続きテオスカー・ヘルナンデスの再契約に興味を示しているが、コンフォートが大化けする可能性はある。

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