サッカーの元スペイン代表MFで、同国1部バルセロナとJリーグの神戸でもプレーしたアンドレス・イニエスタ氏(40)は15日に東京・味の素スタジアムで引退試合に臨む。14日には東京都内で前日会見に出席し、意気込みなどを語った。
スペイン伝統の一戦「クラシコ」をOBが再現する形式で、バルセロナとレアル・マドリードのレジェンドたちが集結する一戦。この日、イニエスタはバルセロナ・レジェンドの一員として、元ブラジル代表FWのリバウド氏(52)とともに登場し、レアル・マドリード・レジェンドからは元ブラジル代表DFのロベルト・カルロス氏(51)と元スペイン代表GKのイケル・カシージャス氏(43)が登壇した。
イニエスタは「私にとって日本は5年間を過ごした故郷。日本でクラシコができることをうれしく思う。皆さんにとって素晴らしい経験となることを願うよ」と語った。レジェンドたちが集う貴重な機会。最後は「YouTubeで見ていた選手、(サッカー)ゲームで扱っていた選手が現実でプレーするとどうなるか、確認できる場になるかもしれない」と呼びかけた。