お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(50)が7日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー」(土曜後1・00)に出演。9日に膀胱(ぼうこう)がんのため77歳で死去したキャスター小倉智昭さんを追悼した。
サンドのライブにも毎年、足を運んでくれていたという小倉さん。伊達は「小倉さんとは、カミさんが『とくダネ!』をやっていたので、リポーター。それが僕の結婚のきっかけになったわけで。カミさんがM―1の後、1日密着取材、それがきっかけ」と説明した。
「うちのカミさん、結婚した時はお父さん亡くなっていたので、お父さんのような感覚で、小倉さんが。“結婚させていただきます”っていうのも小倉さんに言いに行って。カミさんと一緒に。小倉さんのお店で、3人で食事して、“幸せにね”って」と振り返り、「だから、凄くショックで、凄く縁があったんですよね」と話した。
さらに「僕も3年前に膀胱がんになったじゃないですか」と自身も膀胱がんにり患したことに言及。「小倉さんもちょっと前に膀胱がんになっていて、僕ががんになった時に、長文のメールをいただいて」とした。
このメールは「膀胱がんみたいだね、ステージ1でしょ。治るだろうけど、ちゃんと腫瘍切除したあとに3カ月に1回の定期健診、必ず行くんだよ。僕はそれ行かなかったんだよ」といった内容だったそうで、「だから、膀胱、全摘してるんですよ。小倉さんは死因が膀胱がんなんですよね。凄くつらい検査なんですよ、実は。定期健診って本当につらくて。俺は今でも行ってるんだけれども、小倉さんは“それが嫌で、行かなくなった。本当に後悔しているから、伊達くんはちゃんと行くんだよ!”って」と明かした。
「凄い長文で、3回ぐらいにわたって、メールいただいて。小倉さんからそのメールが来てなかったら、俺も本当に嫌だったから、検査行ってなかったかもしれない」と伊達。「痛いし、血出るし、恥ずかしいし。そういう検査なの」とし、「小倉さんには感謝していて。凄くショックでね」と追悼した。