サッカー元日本代表DF槙野智章さん(37)の引退試合が14日、神戸ホームのノエビアスタジアムで行われ、「槙野JAPAN」と「神戸STARS」が対戦。後半アディッショナルタイム、槙野さんの妻で女優の高梨臨(35)がピッチに立った。
背番号10のユニホームで登場した高梨。選手らとハイタッチしながらピッチに入り、PKのキッカーを務めた。一度はGKに止められたものの、GKが動いたという判定で蹴り直しに。少しゴールまでの距離を縮めたところから、再びシュートを放ち、見事ゴール左に決めた。
ゴール後は左手でガッツポーズを作って右コーナーに向かって走り出し、パフォーマンスを披露。槙野さんはコーナーフラッグを抜いて大喜び。夫婦での貴重なパフォーマンスに会場からは大きな拍手が送られた。
しかし、最後はコーナーフラッグを抜いた槙野さんの行為に対し、この日主審を務めた村上氏がイエローカードを提示。村上氏が勇退する際に槙野にイエローカードを出しており、槙野さんは「累積で退場」に。試合終了の笛が鳴る前に花道ができ、異例の退場という形で引退試合を締めくくった。