吉本新喜劇の川畑泰史(57)、森田まりこ(43)、今別府直之(52)と笠間淳、斎賀みつき、高塚智人の声優陣がコラボした舞台「朗読劇ボイコメvol.3~声優×吉本新喜劇~」が14日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演された。
台本を読みながらの朗読として声優陣の色気ある声を楽しみながら、新喜劇の芝居感も取り入れる新しい形の朗読劇。声優陣にとっては、台本片手にキャラクターへ声を乗せて芝居をするのはお手の物だが、新喜劇のメンバーはほとんどやったことがない芝居パターン。森田は「お話が来たとき、とりあえずゴリラはでけへんなと思った」と、得意の形態模写は封印したことを明かした。
一方で、すぐ近くで声優陣の魅力あふれる声を聞くことができてうっとり。「胸がトゥンクトゥンクと鳴りました。体の芯にまで響いて卒倒しそうでした。ダンナ(同じく新喜劇の清水啓之)は声がカスカスやから」と、顔も声も男前な3人に酔いしれていた。
今別府は公演前日まで本当にセリフを覚えなくていいのか心配でたまらず「昨日の夜中11時くらいに(トークコーナー司会の)岡田直子ちゃんに電話かけて、台本覚えてこんでええんよな?って確認しました」と苦笑い。セリフを覚える必要はなく安心したが、指が乾燥しまくっている50代男性のため台本のページめくりに一苦労。上演中に川畑からアドリブで「前もってめくる準備しとかんかい!」と突っ込まれていた。