サッカー元日本代表DF槙野智章さん(37)の引退試合が14日、神戸ホームのノエビアスタジアムで行われ、「槙野JAPAN」と「神戸STARS」が対戦し、3-0で槙野ジャパンが勝利した。前半、槙野さんがPKを決めて先制すると、後半は今季限りで現役を引退するFW興梠慎三()が追加点。試合終了間際には妻で女優の高梨臨(35)がピッチに立ち、PKを成功させた。
試合後には、両親などからのメッセージが流され、高梨も登場。普段の槙野さんについて「すっごい忙しそうなんですけど、(家に)帰ってきてからサッカー見たり、分析したりしてるんですけど、楽しそうにやってるので凄いなと。寝ながら寝言で解説したりしているんですよ」と語った。
神戸時代の22年について回想。「神戸のときに1年間、私は東京で仕事をしていたので別々に暮らしてたんですけど、休みのたびに東京に帰ってくるんですけど、帰りの新幹線で帰るときに泣いてました、いつも。“帰りたくない”とか言って」と意外な一面を明かした。
「自分の意思を絶対曲げない人」と槙野さんの性格を語り、「これからもそばで応援していきたいと思います。頑張ってね」とエールを送った。
槙野さんは最後のスピーチで「次なる第2章は監督です」と断言。「唯一無二の監督になります。チームを強くする、それと同時に県民に愛され、県民に笑顔を与える。地域創生、新しい監督像をつくることです」と意気込みを語った。