西武、ロッテの監督を歴任した伊東勤氏(62)が自身のYouTube「110チャンネル【伊東勤】」を更新。中日を退団したライデル・マルティネス投手(28)が巨人入りした場合の大勢投手(25)の先発転向を提言した。
中日でヘッドコーチを務めた伊東氏はマルティネスを「12球団ナンバーワンのクローザー」と評価した。
160キロ超の直球を持っていても使わすに変化球で打ち取るクレバーさがあるという。
移籍先は巨人が有力と言われている。
巨人には過去3年間で80セーブを挙げている大勢がいる。その起用法だが、伊東氏は「普通は8回を大勢、9回をマルティネスと考えるがもったいない」と切り出した。
「僕個人の考えでは(大勢は)いろんな球種を持っているので先発でもいけると思う」と私案を披露。
近年では増井浩俊、福谷浩司、西武時代には森慎二、潮崎哲也らが救援から先発転向で成功した。
伊東氏は「先発は菅野が(メジャー挑戦で)抜ける。十分その(穴を埋める)力はある」と力説した。