柏のパリ五輪日本代表FW細谷真大(23)が、来季も残留を決めたことが14日までに分かった。
国際Aマッチ6試合出場を誇る若きストライカーを巡っては、J1複数クラブが争奪戦。名古屋は移籍金3億5000万円を含む破格の条件でオファーしていたが、下部組織から所属する柏への愛着は強く最終的に残ることを決めたという。
今季はA代表で1~2月のアジア杯に出場し、U―23世代のエースとしてパリ五輪に出場。司令塔のMFサヴィオの浦和移籍が決定的となった中、自身初タイトル獲得へ攻撃陣を引っ張っていく。
◇細谷 真大(ほそや・まお)2001年(平13)9月7日生まれ、茨城県出身の23歳。柏アカデミーを経て20年にトップ昇格。21年7月のリーグ横浜戦でJ1初得点を挙げた。22年Jリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞。23年はキャリアハイの14得点をマーク。日本代表には22年E―1選手権で初招集され国際Aマッチ通算6試合1得点。1メートル78、76キロ。利き足は右。