中日を自由契約となったライデル・マルティネス投手(28)が、巨人と2年1600万ドル(約24億円)で正式契約したと14日(日本時間15日)、全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者が自身のX(旧ツイッター)で報じた。
ロメロ記者は「キューバ出身の右腕ライデル・マルティネスが読売ジャイアンツと正式に契約した。2年、1600万ドルの契約」と投稿した。
キューバ出身のマルティネスは17年に育成選手として中日に加入。20年からは守護神を務め、22、24年と2度の最多セーブのタイトルを獲得した。今季は60試合で2勝3敗、防御率1.09の成績を残し、セ・リーグの外国人記録を更新する43セーブを挙げた。来年から日本で2年間、プレーすれば、日本人扱いとなる見込みだ。
14日までに中日に対し「来季は東京の方の球団にお世話になることになった」と伝えたという。これにより、巨人移籍が決定的となっていた。