フジテレビの佐々木恭子アナウンサー(51)が15日、同局の「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。「情報プレゼンター とくダネ!」で長年共演した小倉智昭さんの訃報を涙ながらに読み上げた。
佐々木アナは小倉さんの訃報を目を真っ赤にしながら時折、言葉を詰まらせて読み上げ、最後は「亡くなったってニュースを自分が読んでるのが…胸がこみ上げちゃって、すみません」と泣きながら、謝罪した。
佐々木アナは1999年4月からスタートした「とくダネ!」で第1回放送からサブ司会を務め、2009年3月まで共演。番組の思い出を振り返り「何の打ち合わせもなくて、小倉さんが何話すのか分からなくて…」と番組冒頭のオープニングトークで話す内容は打ち合わせがなかったと回想。「何を話してるか分からないときの話題で10分ぐらいずっと立ってて、“ちょっと付いていけてないな”って思いながら聞いてる時もあり」と小倉の話すネタに付いていけないときもあったと懐かしんだ。
そして、小倉さんが現在の佐々木の年齢と同じ51歳で「とくダネ!」のメーンキャスターに就任したことに触れ「一番やりたかった仕事がフジテレビの朝のワイドショーだったんですね。だから、51歳で夢を叶えてる男性と一緒に仕事をした。その気迫も良い意味で厳しさもあって、優しいだけじゃない。プロとしての気迫に毎朝、毎朝、立ち会えてたことがすごい貴重だったなって空気を思い出しました」と振り返った。