プロボクシングWBC世界フライ級王者の寺地拳四朗(32=BMB)とWBA世界同級王者ユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)がそろってリングに登壇した。
15日、大阪・HOS住吉SC(住吉スポーツセンター)で開催された興行「U―NEXT BOXING」内で、西日本ボクシング協会から贈られる特別功労賞の授賞式が行われた。
同じ階級の世界王者で統一戦実施を期待される。10日にも2人そろって番組収録に参加するなど周囲も雰囲気の醸成に動いている気配だ。寺地は「最近は(ユーリ阿久井と)よく会います。このセットが多い」と笑った。阿久井も「そういうふう(統一戦へ雰囲気を盛り上げる)に仕向けられている感じですよね」と頬を緩めた。寺地は「(2人で会えば)多少、緊張感はありますけど、仲が悪いわけではないので…」と2人の関係を説明し、阿久井はうなずいた。
年末年始を寺地は練習拠点の東京で、阿久井は地元の岡山で過ごすという。