阪神の岩崎優投手(33)が15日、京都市内で侍・athlete主催「岩崎優の夢授業」として小学生を対象にした野球教室を開いた。
16年から続く「夢授業」は毎回、サプライズ形式。この日も「淀イーグルスポーツ少年団」の小学1年~6年計25名がアップ中に突然、登場。存在に気づいて歓喜の声を挙げる子どもたちに岩崎は「今日は甲子園で甲子園ボウルをやってて練習場所がないので来ました」と口にして笑わせた。
キャッチボールの指導、ノックではノッカーを務めるなど約3時間、子どもたちに技術指導だけではなく夢を持つことの大切さ、継続することの重要性を伝えた。
子どもたちとの対戦企画で捕手を務め、プロの球を捕球した山本桃希くん(9)は「捕れるか心配だったけど、途中から慣れてきて良い経験になりました。緊張したけど気持ち良かった」と笑顔。キャプテンの宮田勝将くん(11)も「球の速さに驚きました。自分よりレベルの高い人を見て自主練習を頑張ろうと思った」と貴重な時間を振り返った。