日本テレビ「ズームイン!!サタデー」(土曜前5・30)が14日に放送され、巨人ファンが今年ギャップに“やられた”選手のランキングが発表された。
番組で長年人気となっている「プロ野球熱ケツ情報」のコーナー。「年末SP」と題されたこの日は、巨人ファンが選ぶ「ナイスキャラグランプリ」がテーマだった。
先月、東京ドームで行われたファンフェスタで番組が巨人ファン100人にアンケートを実施。4位は各6票の菅野、船迫、田中千、川相コーチで、3位は8票の大勢、2位は16票の丸。そして、最多の20票を集めて堂々の1位に輝いたのが小林誠司捕手(35)だった。
小林といえば「熱ケツ情報」でほかの選手たちから何度もおちゃめないたずらエピソードを暴露されてきた巨人の愛すべき“いたずらキング”。だが、そんな小林がファンをきゅんきゅんさせたのは大勢投手(25)が10月のオンエアで明かしたエピソードだった。
巨人は9月28日の広島戦(マツダ)に勝って4年ぶりのセ・リーグ制覇。優勝バッテリーとなったのが大勢と小林だった。
そして、大勢は優勝が決まると、グラブを天高く放り投げ、喜びを爆発。だが、その優勝翌日、大勢は小林に厳しく“指導”されたのだという。
「サロン(選手食堂)で誠司さんに会って。めちゃくちゃ怒られました、実は。“興奮しているのは分かる。うれしいのは分かるけど、野球道具は大切にしろ。子供たちも見ているのにお前があんなんしてマネしたらどないすんねん”って…」
これにはファンもきゅんきゅんしつつ大感動。「いたずら好きなところとギャップがいい」「子供たちのことを凄く考えてくれる選手なんだって思いました」「責任感が強い」「カッコいいなって」と票数を伸ばして堂々の1位だった。