今年7月に6年半ぶりにファンの前で歌唱した歌手の中森明菜(59)が、15日放送のニッポン放送の特別番組「中森明菜のオールタイムリクエスト」(15日後5・30)に出演。復帰後初となるラジオパーソナリティーを務め、子供の頃に好きだった歌手について語る場面があった。
共演のタレント、ミッツ・マングローブから「子供の頃にこういう衣装着たいなっていうのあります?」と聞かれると「小っちゃい頃は…麻丘めぐみさんとか大好きで。もう少し大人になっていったら岩崎宏美さん。カラオケだけのアルバムも出されていたのでそれで歌のレッスンしてました」と、麻丘めぐみと岩崎宏美の名前を挙げた。
初期のシングル「スローモーション」「セカンド・ラブ」「トワイライト-夕暮れ便り-」について、ミッツは「宏美さんの世界観を踏襲してるところありますよね」と指摘。そして「トワイライト」の歌詞について岩崎が「これ私歌ってそうな曲だね」と話していたことを明かし、「ですます調の歌詞じゃないですか、ああいうのって宏美さんの歌詞にもあるから。だからデビューの最初の2年ぐらいは、プロデューサー陣の下地にひとつあったのは岩崎宏美と山口百恵だったのかな」と大ファンの立場から分析した。
明菜は山口百恵さんも好きだったといい、「ドラマが特に好きでした」と1970年代のドラマ「赤い衝撃」の主題歌「走れ風と共に」を口ずさむ場面も。「連ドラの時は(三浦)友和さんがお相手で、そのままゴールインされたので素敵だなって記憶があります」と振り返った。