格闘技のRIZINは16日、大みそかの「RIZIN DECADE」第1部（さいたまスーパーアリーナ）の元WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア（米国）と安保瑠輝也（29＝MFL team CLUB es）の一戦が延期になったことを発表した。ガルシアが練習中に手を負傷しドクターストップ（詳細は後日発表）となったため。この一戦は2025年の春先に国内外での開催を予定。大みそかの第1部のメインだっただけに大きな痛手となった。
ガルシア、安保らそれぞれコメントを発表した。
▼ライアン・ガルシア 私は日本での今後のエキシビション試合に向けて熱心に準備し、ここ数週間ダラスで一生懸命トレーニングしてきました。残念ながら、トレーニング中に手を負傷し、有名な専門医であるシン医師に見てもらうためにロサンゼルスに戻りました。シン医師は12月30日（日本時間12月31日）の試合を延期するよう私に勧めました。これは一時的な後退に過ぎず、試合の新しい日程をすぐに発表する予定です。ファン、FANMIO、RIZINに延期について心からおわび申し上げます。私ほどがっかりしている人はいません。応援してくださってありがとうございます。
▼安保瑠輝也 ライアンがケガでドクターストップと聞きました。本当に残念です。本当に残念ですが、ケガで動けないライアンを倒してもしょうがないので、早く治して万全の、100％のライアン・ガルシアで戻ってきてほしい。まあでも、仮にこのまま大みそかにオレとやれていたとしても、どのみちオレにぶっ飛ばされて、ケガして病院送りになっただろうから、どうなってもお前は病院送りだったってことだな。病院に愛された男ライアンよ、しっかり療養してくれよ！オレはいつだってOKだぜ！
▼FANMIO サロメン・エンゲルCEO ライアン選手に起こったことは残念です。彼の健康と早い回復を祈っています。このエキサイティングなイベントの新しい日程をすぐに発表できることを楽しみにしています。
米スポーツ専門局ESPNのマイク・コッピンガー記者は、シン医師が12日にロサンゼルスでガルシアを診察し、「両手首の痛みが悪化した」としてスパーリングの中止とエキシビションの延期を勧告したと報じた。