お笑いタレント・千原せいじ(54)が、16日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。テレビへの批判的な声について、持論を展開した。
スタッフから「バラエティー番組とかテレビについての批判が多いみたいなんですけど、どう思いますか」と問われたせいじ。「でもそれはうれしいことでさ、見てるわけやん、結局。だって見てへんかったら批判も出えへんもん」と、批判の声を“うれしい”と表現した。
一方で、「まあ、人生の限られた時間を批判するためにかどうかしらんへけど…バラエティー見てくれてはんねやと思ったらありがたいなあと思て。俺は考えられへんねん、批判するために自分の貴重な時間を割くっていうのを」とも。「俺は好きなもん見るタイプやけど、批判するために見たくもないものを見るという、それで人生の充実感を得る人も人間としてはおるという」と理解を示し「充実感って人それぞれやから。だから、それで今日もバラエティーを批判できて、こうやって日本のエンターテインメントが変わればいいなあ…いう活動家やな」と、私見を述べた。
また「ちなみに、フジテレビの上垣アナご存じですか?先輩アナのいじりがまあまあ炎上していて…」と、フジテレビの新人アナ・上垣皓太朗アナを巡る先輩アナの炎上に言及。フジのYouTubeチャンネルで「めざましどようび」のお天気コーナーを任された入社1年目の同アナが本番前にスタンバイしている様子を紹介された際、貫禄のあるルックスを、先輩の西山喜久恵アナ、生田竜聖アナ、阿部華也子アナが“いじり”話題に。同社の定例会見で西山アナが謝罪していた。
この件について「いや俺、それ知らんけど、どういう内容かわからへんからあれやけど…」とした上で「もう、テレビ局のやつが悪いと思う」と指摘。「相手にしすぎやねん」とバッサリといい、「テレビ局のやつが相手にしすぎると、スポンサーが口出してくるの。あれ、もうやめた方がええと思う。ほんまに下品」とあきれ、「俺がいうのもなんやけど、その書き込んでなんやかんや言うバカを相手にしすぎやし、スポンサーもスポンサーでエンタメをつくる才能ないんやからスポンサーは口出し過ぎや」とチクリと語った。
この動画には「ほんと、せいじさんの考え、いちいち感動します」「好きの反対は無関心っていうからねえ」「せいじさんさすが、ド正論」「せいじの、見てる角度が好きやわ。コレが正しい!とかゴリ押ししてるでもないし。若い奴らには出しにくい味が出る感じ」「テレビも見ずにネットニュースの記事だけで批判するやつもいるのが現状」「大きな会社が一個人を構ってあげたらクレーマーは喜ぶし、勘違いしちゃいますよね」と、さまざまなコメントが寄せられた。