来季のJ2降格が決まったコンサドーレ札幌のMF近藤友喜(23)が残留を決断したことが6日、分かった。チームが来季9年ぶりにJ2を戦う中で、今季攻撃の核として活躍したドリブラーの去就が注目されていた。近日中にも発表される。
今季J2横浜FCから加入すると、右MFとして29試合に出場しチーム2位の5得点を挙げて3アシストを記録。「戦術近藤」と思わせるほど右サイドからのドリブル突破は札幌の大きな武器になっていた。
1年でのJ1復帰を目指すクラブは慰留のために最大限の評価を示し、J1複数のクラブからオファーが届いた近藤も“男気残留”という形で応えた。再来年のJ1復帰へ最高の“補強”となる。