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「ポスティングなのに他チームに行くなんて」韓国メディアもソフトバンク上沢獲得に驚き KBOの場合は…

スポニチアネックス 2024年12月16日 12時34分

 ソフトバンクがレッドソックス傘下3AからFAとなった上沢直之投手(30)を獲得することが分かった。このニュースを韓国メディアも驚きの声を交え報じた。

 韓国メディア「OSEN」は16日、スポニチ本紙の報道を引用する形でソフトバンクの上沢獲得を「ポスティングなのに他チームに行くなんて…」と見出しを付けて報道。上沢が日本ハム12年間で通算173試合に登板し、70勝62敗、防御率3・19の成績を残したことや今季はポスティングシステムを使ってメジャー挑戦したが、2試合の登板にとどまったことなどを伝えた。

 その上で、「アメリカで失敗を味わった上沢は日本復帰を決めた。ポスティングシステムを通してメジャーリーグに進出したが、元所属チーム日本ハムではなくソフトバンクと契約した」と報じた。

 韓国プロ野球(KBO)ではポスティングシステムを使ってメジャーに進出した場合、「復帰する際に必ず元の所属チームに戻らなければならない」と紹介。さらに「KBOリーグは復帰後、さらに4年間プレーしなければFA資格を得ることができない」とNPBとの違いを紹介した。

 「OSEN」は「ソフトバンクとしては良い先発投手を手に入れたが、古巣である日本ハムからの世論は当然良くない」とし「ポスティングでメジャーリーグに行った後、復帰する際には元所属チームに保有権を与えるべきだという主張が出始めた」と日本でも異論の声が出ていると記した。

 その上で「すぐにリーグの規定が改正されることは容易ではないようだ」とも伝えた。

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