前広島県安芸高田市長で、7月の東京都知事選で次点だった石丸伸二氏(42)が16日、都内で新卒採用サービス「ABABA」の新コンセプト発表会に出席した。
今年は都知事選への出馬など注目を集めてきたが「振り返ってみるといろいろあったかな、まあまあ面白かった1年だと感じています」と振り返り。
来年に向けて「もっともっと面白く、レベルを上げていきたい」と抱負を語った。地域政党結成を表明しており、会場に集まった約30人の就活生に向けて「皆さんが活躍できる社会をつくっていきたい」と力を込めた。
このようなイベントへの出席は初めてだという。「1人でしゃべったりマスメディアの悪口を言うときは気が楽なんですけど、今日は緊張しました」と話して笑いを誘った。
人生において、ここからやり直したい瞬間を聞かれると「ターニングポイントという意味では、大学入試」と答えた。浪人を経て、京大の経済学部に入学。「そこ以外、受けていない。落ちていたらもっと面白い人生だったんじゃないかと思う」と話して、驚かせた。