前広島県安芸高田市長で、7月の東京都知事選で次点だった石丸伸二氏(42)が16日、都内で新卒採用サービス「ABABA」の新コンセプト発表会に出席した。
「ABABA」は最終面接まで進んだ就職活動生だけが登録でき、その就職活動生を企業がスカウトできるダイレクトリクルーティングサービス。自身がスカウトが来たらうれしいのはどこかという問いに「自民党…?とか言うわけがないですよね、私が」とリップサービス。「どの政党でもいろんな議論をしたいと思います。実は1時間後くらいに自民党の高市早苗さんと対談させていただく仕事を頂戴している。いろんな党の代表の方ともこれまで対談もさせていただいているので、これからももっともっといろんな方とお会いしたい」と話した。
2025年7月の東京都議選に向け地域政党を結成すると表明している。詳細について「言える範囲で濁しながらお答えすると、就活生の皆さん、年としては20代前半の方がほとんどだと思う。あと数年の内に被選挙権を得る。そこに向けて私たちの世代が環境を整えてあげたい、そういう地域政党を作りたい」と話した。
「ABABA」は就活をRPGゲームに見立て、“セーブポイント”をイメージしたオブジェを作成。石丸氏は実際にオブジェに乗り「めちゃくちゃテンションが上がります、特に私なんかゲーム世代。一気にゲームが花開いた時代に幼少期を過ごしていた。いつか魔法陣に乗りたいという夢がかなった瞬間でした」と目を輝かせた。