「Kis-My-Ft2」玉森裕太(34)が15日、TOKYO FM「木村拓哉 Flow」(日曜前11・30)にゲスト出演。デビュー18日後に行われた東京ドーム公演の思い出を語った。
玉森は13歳の時に母が現所属のオーディションに応募したことがきっかけで事務所入り。ジュニア時代の05年に結成されたグループの一員となると、約6年の活動を経て2011年にCDデビューを果たし、わずか18日で東京ドーム公演を成功させた。
東京ドームはアーティストが目指す夢の大舞台。パーソナリティーの木村拓哉が「その景色は覚えてますか?」と尋ねると「もちろん覚えてるんですけど…」と言葉を詰まらせた。
ようやくかなったデビューに、初めてのドームでのコンサート。意気込みは十分だったようだが、「これからカッコつけていくぞって、カッコよくアイドルで行くぞっていう時に、オープニングの衣装がピンクのピチピチのTシャツに、めちゃくちゃ短いホットパンツに、ローラースケートだったんですよ」と語った。
アイドルらしいとはいえない衣装に、ファンも玉森自身もショックを受けていたといい、「お客さんの顔見たら、まあ笑いをこらえてるというか。複雑な表情をしてる方もいて。それが忘れられなくて、なかなか…」と笑いながら回想。
なぜこの衣装になったのか気になった玉森は、スタイリストにそのことを質問したという。「そしたら“10年後、20年後、振り返った時にいい思い出になるから”って言われて」と話し、「なるほどとはなれなかったんですよ。やっぱりその時はカッコよくいかなきゃいけなかったのに…」と当時の心境を赤裸々に語った。
そして「でも、振り返ると今こうやって話もできてるから、結果いい思い出なのかな、みたいな」とも話していた。