U―19日本代表候補合宿が16日、千葉市内で始動した。来春、プレミアリーグのサウサンプトン加入が内定している世代最強ストライカーのFW高岡伶颯(れんと、日章学園3年)らがゲーム形式の練習などで汗を流した。
この日、来年のU―20代表の年間日程が発表され、2月にはU―20W杯(チリ)予選を兼ねた同アジア杯、その後、2度の海外遠征を経て同W杯に挑むことになる。スピード、アジリティーを併せ持つ高岡は「今回は1個上の世代だが、年齢関係なく、これからやっていかないといけないと思うので自分のプレーがU―19以上というのを示していきたい」と力を込めた。
12日には28年ロサンゼルス五輪を目指す男子日本代表監督に大岩剛監督(52)の続投が正式決定した。9~10月のU―20W杯後から本格的に指揮を執る予定でU―20W杯までの活動がロスに向けた試金石にもなる。
日章学園のエースとして出場する28日開幕の全国高校選手権も待つ。鹿児島城西高の大迫勇也(現神戸)の持つ1大会個人最多10得点を上回る「20得点」が目標。「無理だろうという声はあると思うが、今まで自分がやってきたことというか、自信がある」と力強く語った。