阪神・小幡が、本格的に「赤星塾」に入門する。来春2月の沖縄・宜野座キャンプで3年連続で臨時コーチを務める赤星憲広氏(本紙評論家)に、盗塁技術の指導を請うことを希望した。
「相手にプレッシャーをかけられるような、走れる選手になりたい」
今季の盗塁はわずか2個(失敗3)。50メートル走を6秒前半で走れるスピードを生かし切れていない。赤星氏はかねて「足は速いのにスタートがダメ。もったいない。僕が行ってまず教えたい選手」と強化指定選手に指名。同氏の言葉を伝え聞くと「ありがたいです。スタートが良くないと自分自身も思っている」と目を輝かせた。
過去2年間も、春季キャンプ中に教えを請うてきた。良いスタートを切るために、「右足のつま先の向きを開きすぎるのではなく斜めにしたり、右足をちょっと引いてみればとか」と助言された。プロ7年目の来季。足を武器に遊撃のポジション獲りを目指す。