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遠藤保仁氏 マインツ佐野へ“金言”が話題 バイエルン撃破を称賛「守備は全く問題ない」

スポニチアネックス 2024年12月17日 6時32分

 元サッカー日本代表の遠藤保仁氏(44)が「ABEMA(アベマ)」でドイツ1部第14節「マインツVSバイエルン・ミュンヘン」の解説者として出演。試合後、マインツのMF佐野海舟(23)へのインタビューが実現した様子が無料放送されネットで話題となった。

 佐野は現地14日に行われた本拠Bミュンヘン戦でフル出場。ボランチとしてドイツ代表MFムシアラらに仕事をさせず、2-1の勝利に貢献。今季リーグ戦無敗だったBミュンヘンに初黒星をつけ、ドイツ紙ビルト(電子版)から「マインツは夏の移籍市場で大当たりを引いた。彼は信じられないほどの落ち着きと、疲れることなく走り続ける。バイエルンの中盤は彼に対する解決策を見出せなかった」と称賛された。

 この日「ABEMA(アベマ)」にて解説を務めた遠藤氏も「守備は全く問題ない」と称賛。試合直後には佐野へとインタビューも実現。佐野は試合を振り返り「結果はとても満足しているし、チーム全体で粘り強く守れました。最後に失点はしてしまったが、立て続けに失点することなく前節(●3-4)の反省を活かせた」と手応えを語った。

 遠藤氏から「試合を通してご自身のプレーをどのように評価されますか?」と質問が飛ぶと、佐野は「個人としてはあまり納得のできるプレーはできなかったです。(ただ)チームの戦術としてムシアラに自由を与えないという役割があったので、そこはある程度できたかなと思いますけど、まだまだ突き詰めていかないといけないところもあるのかなと」と返答。この言葉を聞いた遠藤氏が「素晴らしいプレーでしたよ」と声を掛けると、佐野は笑顔で「ありがとうございます」と喜んだ。

 続けて佐野が遠藤氏に対し「町田の時にジュビロ(磐田)戦で遠藤選手とマッチアップしたんですけど、この時本当に相手として一番すごくやりずらいなと思いました。パスを出す時とか一番意識しているところはどこですか?相手を見ているのか味方の選手を見ているのか知りたいです」と質問。

 これに遠藤氏は「相手のことを特に見てます。味方の動きはだいたい見れば分かるので、敵がどこからきてるのかどのような狙いがあるのか?どこに(パスを)出せば相手が嫌がるのかと思いながらプレーしていました。味方の選手を見るのはもちろんですけど、敵の動きを見ることも非常に重要かなと。相手の目を見るのも重要かなと思います」と助言。最後に「頑張って下さい」とエールを送った。

 この2人のやり取りにネットからは「日本代表での遠藤の後継者は佐野だ」「2人の会話は尊い」「いいアドバイスだ」「面白かった」「やっぱり遠藤は偉大」といった様々声が上がるなど反響を呼んだ。

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