がんで闘病中の経済アナリストの森永卓郎氏(67)と、康平氏(39)親子が17日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に出演。故安倍晋三元首相の妻・昭恵さん(62)が米フロリダ州パームビーチのトランプ米次期大統領の私邸で夫妻と面会したことについて言及した。
石破茂首相よりも先に昭恵さんがトランプ氏と面会したことに、卓郎氏は「仲良くなったのは才能だと思うんですよ。私は取り込んだ方がいいと思います。昔、康平は昭恵さんが中国人に話しかけられて困っていたところに介入していって中国語に通訳したら仲良くなった。ツーショットの写真を送ってきて“アッキーと仲良くなっちゃったぜ”というLINEがきた」と明かした。
仲良くなった経緯について、康平氏は「(昭恵さんが)ミャンマーかなんかで寺子屋をやられていて、その時にミャンマーの経済の話を僕が講演したんです。昭恵さんが主催者側で、僕は講演で呼ばれただけなんですけど、その後お話をした。(LINEは)知らないですけど、後日赤坂か何かに呼んでもらって1回お茶をしながらというのはありました」と明かした。
今後、昭恵さんが政治的なキーパーソンになるのではとの問いに、卓郎氏は「(元財務官僚、内閣官房参与で経済学者、数量政策学者、嘉悦大教授の)高橋洋一さんは安倍元総理と石破さんが仲悪いけど、アッキーと仲が悪いわけじゃない、と。仲良くして内閣官房参与にするのは私はいい案だと思う」と話した。
昭恵さんとトランプ氏が面会したことに、林官房長官が「政府としてコメントする立場にない」とコメントしたことにも卓郎氏は言及。「外務省は(トランプ氏との会談を)一生懸命やったけど手がかりも得られなかった。アッキーとかソフトバンクの孫さんが頭越しに関係を作っちゃって“俺たちの存在は何なんだ”と地団駄です」と明かした。
昭恵さんの周囲は石破首相よりも先にトランプ氏と面会したことに優越感を抱いているかとの問いに、卓郎氏は「アッキーは天真爛漫なので、何も考えてないと思います」と話した。