巨人の桑田真澄2軍監督(56)が17日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)に生出演。PL学園時代の同級生・清原和博氏(57)との思い出の品を披露した。
番組では「有名人の自宅に眠るお宝をガチ鑑定」という企画を実施。桑田氏は1985年、高3時の夏の甲子園で優勝した後に清原氏と交換したファーストミットをスタジオに持参した。
そして、交換した理由として「僕は清原くんと出会って人生が大きく変わったので。彼と出会って体格、パワー、スピードで打ちのめされて…そこからどうしたら結果を残せるか?って考え方に変わっていったので、彼と出会って自分の野球人生が花開いた」と清原氏との出会いがのちの野球人生を大きく変えたからと説明した。
さらに「高校3年間、身近にすごい打者がいるわけじゃないですか」と清原氏の存在を振り返り「このバッター、何考えてるんだろ?どうやって打ってるんだろ?このバッターを抑えたら他のバッターはたいしたことないって思ってたんですね。そうやって勉強させてもらったので、彼と出会えてありがたかったなって」と唯一無二だったと感謝した。
清原氏には自身のグラブを渡したそうで、交換したファーストミットは「たまに磨いてですね」ときちんと手入れしていると明かした桑田氏。自身では鑑定額を「30万ぐらい」と予想した。
ところが、鑑定結果は予想の5倍となる150万円の値が付いた。鑑定士の「当時、KKコンビとして日本中が注目していた甲子園の試合、かつ清原さんと交換したという友情エピソードもエモすぎて加点です」という説明が読み上げられると、驚いた表情を見せ、うれしそうに笑った。