元日本ハム外野手の嶋田信敏氏(64)を招き、元楽天監督の大久保博元氏(57)がYouTube「デーブ大久保チャンネル」を更新。甲斐拓也捕手(32)の巨人新加入で何が起こるか、パ・リーグを経験した2人が推測した。
ソフトバンクの黄金期を築いた捕手のFA移籍。巨人には大城、小林、岸田とレギュラークラスの捕手がそろうが、嶋田氏は「リード的には甲斐選手が面白い」と指摘した。
パ・リーグは内角を積極的に攻める。特に甲斐はその傾向が強いという。
嶋田氏は甲斐の巨人加入で「セの他球団は戦々恐々とする。(内角中心の)配球が浸透するかどうか」と、甲斐がもたらす配球改革に注目した。
大久保氏はセ・リーグの捕手が内角を攻め切らないのは「投手が打席に立つから」と説明。甲斐の配球によってセでも内角攻めが主流になる可能性もあると指摘した。
大久保氏は「来季はぶっちぎりで巨人が優勝すると思う。マルティネスも入るし」と予想。嶋田氏は「ぶっちぎったらそれはそれでつまらない」と笑った。