西武、ロッテの監督を歴任した伊東勤氏(62)が自身のYouTube「110チャンネル【伊東勤】」を更新。DeNAの正捕手争いに注目した。
シーズン3位から日本シリーズ優勝の下克上を達成した。伊東氏はその立役者が戸柱恭孝捕手(34)だったと振り返った。
中日ヘッドコーチ時代から戸柱のリードに「嫌らしさ」を感じていたという。
「日本シリーズの途中から投手陣が彼(戸柱)に操られているというか、彼の言う通り投げておけば抑えられるという安心感の中で投げている印象を受けた」と解説した。
ただ、「長いシーズンになるとどうしても若い選手が中心になっていく」と指摘した。
ポストシーズンはケガで出場できなかった山本祐大捕手(26)はもちろん悔しさをぶつけてくるし、打撃のいい来季高卒3年目の松尾汐恩捕手(20)も候補になると指摘した。
伊東氏は「(三つ巴の)いい戦いが見られると思う。間違いなく層は厚くなる」と、DeNA捕手陣のレベルアップを確信した。