ラグビーリーグワン1部で昨季3位の東京SGが17日、東京都府中市のグラウンドで報道陣に練習を公開。肩と膝の故障で過去2シーズンは全休だった元オーストラリア代表のFWショーン・マクマーン(30)が取材に応じ、復活を期すシーズンへ「開幕を楽しみにしている。2回目に膝をケガした時はつらかったが、耐えて戻ってこられた」と語った。
リーグワン初年度の22年には8試合に出場したマクマーンだが、肩の故障で離脱し、その後手術を受けた。復帰を目指す途上で今度は膝を故障し手術。昨年9月には2度目の膝の手術を受けるなど、苦難を乗り越えて10月にようやく全体練習へのフル参加にこぎ着けたという。
切れ味鋭いボールキャリー、ディフェンスでも高いタックル成功率で、かつてはスーパーラグビーで活躍した豪生まれのフランカー。「凄く長かった」というプレシーズンを経て、21日の開幕節・埼玉戦(東京・味の素スタジアム)での復帰を目指す。