ラグビーリーグワン1部の東京SGは17日、埼玉と対戦する開幕戦(21日、味の素スタジアム)を前に練習を公開した。
フランカー下川甲嗣(25)は、日本代表として8月以降の全試合に出場。1カ月に及ぶ欧州遠征を終えて11月26日に帰国すると、すぐに翌日からクラブハウスで自主練習を再開。1週間後にはチームの全体練習にも合流した。
「今はチームにコミットしている。優勝するために1試合でも多く出て貢献したい。その結果が次の代表選出にもつながる。結果が求められる世界の中で、自分の色を出していければ」。日本代表での経験を糧に、チームでも中心選手として活躍することを誓った。
東京SGはリーグワンが始まって以降3季連続でプレーオフに進出するも、優勝には惜しくも届いておらず昨季は3位。下川は「去年の結果を踏まえて、今年は勝負にこだわるところ、一つ一つ細かいところも突き詰めていきたい。それが結果につながる」と新シーズンへの決意を語った。